大田川じゃぶじゃぶ大作戦
平成15年からEMを活用して大田川の河川浄化に取り組んだ民間のすばらしい活動を紹介する。現在はボランチの人材不足もあり、活動を中断しているが、民間の力で一級河川の水質浄化をする活動は大きな意味を持つ。河川のヘドロの浚渫には、1立方メートル、数万円の経費がかかるといわれ、これが民間の奉仕でヘドロ数万トンを浄化できるとなれば、これは行政コストの削減は勿論の事、水の都としての大田川の美観を守る意味でもとても意味のあることである。この取り組みはテレビにも放映され、京都で行われた世界水フォーラムにも紹介された。
京橋川の縮景園前でEMを投入。縮景園前のヘドロが多いところを基点に集中的にEMを投入。
平成15年から、筏に2トンのタンクを載せ、毎週2トンペースでEM活性液をヘドロに投入。
ヘドロにEMを注入し、ヘドロに住み着かせることで、EMがヘドロを餌にし、分解して綺麗にする。ヘドロの悪臭が消え、魚貝類の復活も可能となる。
15年前の縮景園前の京橋川の様子。中州にヘドロが10センチ以上堆積していた。
最近の縮景園前の京橋川の様子。中州のヘドロがなくなり砂地が見える。
2年間でEM活性液57㌧、EM団子1万個投入。縮景園前のヘドロが20センチ減少。
縮景園下の京橋川の岸。ヘドロがなく砂地が出ている。
縮景園下の岸辺。ヘドロが消え砂地が出ている。
猿候川のヘドロも浄化。10センチ以上ヘドロが分解された。
猿候川のヘドロも浄化。10センチ以上ヘドロが分解。
猿候川の下のヘドロも浄化。10センチ以上ヘドロが分解された。縮景園で投入したEMが下流に流れ、ヘドロを分解。
京橋川の上流もヘドロが分解され砂地が出ている。潮の流れで縮景園前に投入したEMが上流も浄化している。
本川も浄化して砂地が出ている。
平成15年から大田川ジャブジャブ大作戦を実施し、約2年間でEM活性液投入57トン、EM団子1万個投入により、京橋川、猿候川、本川、さらに元安川、大田川放水路、すべての川にEMが流れ、大田川全域のヘドロを分解し、奇麗になった。
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